1.31.2015

小言


サーフボードのインターネット販売が当たり前になった世の中

自分達でオークションに出品し売買する事もできる

そこで近年問題になっているのが

配送事故

それが配送業者さんの取り扱いによるものなのか
販売元の安易な梱包によるものなのかは難しいところなのだけれど

僕がここで問題視しているのが中古サーフボードの個人売買

サーフボードを送るとなると、『ワレモノ』なので
当然厳重な梱包が必要になる
それにはホームセンターではなかなか手に入らないような
大きなダンボールやエアパッキン、
一番破れやすいレールは普通は造った時にカットした
そのボードのアウトラインのフォームを使って保護する
それを手に入れるのは個人では当然ムリな話で
そこを保護する為には思考錯誤が必要だ

ちなみにこれらを揃えようとすると実はそれなりの費用もかかるし
梱包というのは意外と大変な作業

個人で送ったことのある方はわかると思うけど
配送業者さんは『梱包はしっかりやってくれてますか?』
と聞かれます
ぱっと見ダンボールで覆われていて
中身の梱包状態までは確認できないので
送る側はこれをきっちりやってあげないといけないんだけど
安易な梱包で送り出しているものが多く
当然、配送中に破れる、、、

それをすべて配送業者さんの運搬事故のせいにして
トラブルが多発

もちろん僕のところにも
こういった事で起こった事故での修理依頼があるのだが

中古のボードでましてや写真しか見ずに購入して
ノークラッシュと明記してあっても、所詮中古です
クラッシュくらいはあると思った方がいい

送られてきた梱包状態を聞くと
きっちり梱包してある事なんてほとんどないし
最低なのがもともとクラッシュしていたのに
そんな傷はなかったと言い張り配送業者さんのせいにして
さらに膨大な修理代を請求している話も聞く

僕は今まで何万カ所というボードのクラッシュを直してきました
それがどんな状況でついた傷なのかは見れば一発でわかります

先日もこれ配送中にやられちゃったんすよ〜って
もってきたボードがあって
どーみてもリーフで引っ掛けたか何かの傷
砂も付いてっし、、、

『や・め・な・さい』

買う側も中古を買うわけだから
クラッシュの一箇所くらいはある
と思って買って下さい。。。

僕は海で体預けるボードを実物触ることも見ることもなく買うなんて
怖くてできないけどね、、、

だいたい持ったときのフィーリングでしょ??

まぁダラダラ長く書いちゃいましたが
何が言いたいかといいますと

こういう事が多すぎて
配送業者さんが次々とサーフボードの運搬をヤメちゃってるわけ
ちなみに福岡でいうと大手4社あって、
もうそのうちの3社は完全お断り。。

サーファーならサーフトリップにも出かけるだろうし
ボードだけ先に送っちゃおうって事もあると思う

このままだとそんなこともできなくなるよ

自分たちの首を絞めるだけだから

もうちょっとモラルをもってやって下さいな。。。。