5.18.2015

New model : Bonzer "LIBERTA"





5'10" x 20" x 2 3/8"
Shaped and Glassed
Yoshito Shirouzu 





ボンザーといえばキャンベルブラザーズによって発明されたデザインで
フラット、もしくは軽いヴィーボトムに
深いボンザーコンケーヴが施されていますが
このモデルは
デッキはセミフラット
ボトムはシングル〜薄いダブルコンケーヴ
そしてボンザーフィンのアングルでチャンネルを入れていて
ややモダンなボトム仕様となっています

ボンザーというデザインは通常、深く掘られたダブルコンケーヴが
センターフィンによる水流の乱れを調整しサイドフィンでさらに細かく調整する
というシステムだと理解しているが
サーフボードデザインの歴史の中
シングルフィン、ツイン、トライ〜と進化していく過程で
なぜかあまり表舞台に出てこなかったデザインではないかと想ふ
そうは言っても70年代からなくならないデザインであり
愛好家たちはずっとそのシステムの虜になっている

しかもサイモンアンダーソンがトライフィンを発表したのは81年で
10年ほど前にはキャンベルブラザーズは
トライフィンのボンザーを開発していた事になる

コンセプトとしてはキャンベルブラザーズは
シングルフィンにサイドフィンを
サイモンアンダーソンはツインにバックフィンを
という考えで少し違うものなのだろうけど、、、

僕はそのようなデザインのボードに
ある意味なにか『神秘的』な魅力を感じるし
実際、何本かのボンザーデザインのボードに乗って
爆発的なスピードの虜になった

という意味でもこのモデルは
まだまだ各々の考えのもと
カスタムしていっても面白いとおもう

昔スタイルのボトムシェイプで
というのもアリだし
テールは形状を変えてみるのもいい
フィンも3fin,5finが可能
長さも5'6"~6'10"までと調整できます


先日、テストしてきましたが
前へ前へ出ていくスピード感は
まさにボンザーデザインそのもの

ターンのアプローチを考えると
5finにしても面白いかも

ではでは
オーダーお待ちしております