暑中お見舞い申し上げます。
と言っても暑いのは皆、平等で
(僕のシェイプルームは正午以降40°近いです+ビニールヤッケ着てます。)
あらためまして、皆様お疲れさまです。
暑さも慣れてしまえばヤルしかねぇ〜でございます。
最近、エポキシ系サーフボードのリペアについてのお問い合せが多いので
僕のリペア方法についてここで紹介してみたいと思います。
始めに言っておきますがドコ探しても画像がない為、文章だけの説明になりますので
今セルフリペア中であれば合わせてご参照下さい…それとこれはあくまでも僕のリペア方法です!全てが正しいわけではないという事をご了承上、参考にして下さい!!
ではでは、
基本的なリペア方法はPU(ポリエステル)系サーフボードと変わりません。
大きく違うのは使うレジン(樹脂)が違うという事です。
EPS,TUFLITE,AVISO,S-COREなどはその類いです。
①基本的なラフサンディングは一緒です。破損部分は全て取り除いて下さい。
②かるいクラックならレジンが変わるだけで処理は同じですがフォームまでの破損の場合、PUだとQ-Cellパテを造り成形処理すると思うのですが、エポキシの場合大量のレジンを混ぜると、かなりの高温になり元のフォームを溶かしてしまう事があります。
小さなクラッシュであれば問題ないですが
大きな破損成形にはフォームの移植か
エポキシパテ(ホームセンターに売ってます)を使う方がいいでしょう。
大きな破損成形にはフォームの移植か
エポキシパテ(ホームセンターに売ってます)を使う方がいいでしょう。
場合によっては充填用ウレタンフォームを使う事もありますが、強度と後処理が何かと大変なのでセルフリペアではおすすめしません。
あと樹脂と硬化剤の割合はPUの場合、樹脂に対して硬化剤は約1%
(気温や湿度にもよる)ですが
(気温や湿度にもよる)ですが
エポキシの場合2:1です。
この割合はエポキシ樹脂の場合シビアなのでしっかりと量って下さい。
簡単に説明するとPUは樹脂をA硬化剤をZとすると
AAAAAAAAZいうように一発の起爆剤で硬化が起こります。
エポキシの場合は
AZAZAZAZAZというように均等な化学反応が必要になっています。
そしてエポキシ樹脂の場合、完全硬化が始まるまでに24時間ほどかかります…
最近は硬化の早いものも出てきているようですが。
③パテの成形後は通常のPUリペアと変わりません。
クロスをエポキシ樹脂でラミネートしてホットコートして仕上げて下さい。
一つ違うのはTUFLITEなどの最終塗装のボードは上記の全ての処理後ウレタン塗装が必要です。
塗装のする場合一つアドバイスとしてはデカールなど大事な部分以外はマスキングしない事です。マスキングすると少しの色の違いでもはっきりと出てしまう為、マスキングをせずに
ボカすように塗装したほうが目立ちません。
(色番の無いサーフボードの色を完璧に出せる人であれば別ですが…)
その後更にクリアを吹き付けます。
そしてサンディングですが、急がずに最低2〜3日はおいてからの方がいいと思います。
1500〜2000番の耐水ペーパーで磨きポリッシュすれば十分でしょう。
以上エポキシ系サーフボードのリペアについて簡単に書きましたが、
あくまでも参考程度に!!
今までも簡単にですがセルフリペアされる方にリペア方法を公開していますが
たまに、お前そんな教えちゃって大丈夫なの??
って言われたりもするんですが…
僕はやれるんだったら自分でやってみた方がいいと思います。
そん時くらいしか自分のボードをしっかり見る事はないでしょ?
そうする事で改めて自分のボードについて気づく事も多いんです。
だいたい海から上がっても水かけてケースになおしてまた明日。
でしょ?
どうしようもない時は僕のとこに持って来てくれればOKです!
質問、ご相談もメールで画像を添付してくれれば出来る限りお答えします!
ではでは暑い日がつづきますが汗をかくのはイイ事です!
クーラーの部屋でじっとしてないで
クーラーの部屋でじっとしてないで
ガンガン遊んで夏を楽しみましょう!!
そもそも夏はあっちぃもんだ!!!
- STANDARD -
白水 義人
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